柏崎書道院  白倉 南

 昭和32年(1957年)3月8日の創立で柏崎市展と同じく、今年63年目であります。
私達は良寛・貞心尼を愛する余り、創立25周年の折「筆貧しくも書を愛するわれら同志、今良寛・貞心尼のこころに燃えてその炎の心を刻む。この愛の高さよ。この美しき柏崎をつつめ。」と銘打って、良寛・貞心尼唱和の歌碑を建立。釈迦堂跡地としてその後も、38年間みどりの地を守るべく毎年庭師を入れてその整備に当たって参りました。
他に良寛・貞心尼の世界として「柏崎代表書作家展」を何回か開いております。

私達は書の技術は勿論ですが、「書は人なり」を目指してぶれない本物の人間力を養うために1泊2日の合宿錬成会(高柳じょんのび村)を145回重ねて参りました。その間に、良寛の美しい書と人となりを学ぶべく、その足跡を全国に広く深く、求め続けております。
また毎年、日展の地方展をゆっくりと訪ね、学ぶことを重ねております。